ソフトウェア更新のダウンロード

My Oracle Supportへのアクセスを有効にするために必要な情報を指定し、プロキシ接続を有効にします。この情報を指定すると、このインストール・セッション中にソフトウェア更新が有効になります。

ダウンロード用のMy Oracle Support資格証明

My Oracle Supportのユーザー名とパスワードを指定するか、このインストールで使用するOracle Support資格証明を持つユーザーのユーザー名とパスワードを指定します。必ず、My Oracle Supportからのダウンロード権限を持つアカウントのユーザー・アカウント資格証明を入力します。

プロキシ設定と接続のテスト

Oracle Universal Installerでインターネットへの接続に使用するプロキシを構成するには、「プロキシ設定」をクリックして、サイトに必要なプロキシ・サーバー情報を指定します。たとえば、次のようになります。

プロキシ・サーバー: www-proxy.example.com

プロキシ・ポート番号: 80

プロキシ・ユーザー名: Scott

プロキシ・パスワード: Tiger112

プロキシ・レルム: realm.example.com

プロキシ・レルム情報では大/小文字が区別されます。プロキシ・レルムがない場合、「プロキシ・ユーザー名」、「プロキシ・パスワード」および「プロキシ・レルム」の各フィールドにエントリを入力する必要はありません。

「OK」をクリックして、プロキシ設定情報を入力します。

プロキシ設定が正しく入力され、インストーラが更新をダウンロードできることを確認するには、「接続のテスト」をクリックします。プロキシ・テストが成功した場合は、My Oracle Supportへのテスト接続が成功したことを確認するメッセージ・ウィンドウが表示されます。プロキシ・テストが失敗した場合は、プロキシ・アクセス・リクエストの失敗によりMy Oracle Supportへのアクセスがブロックされたことを示すメッセージ・ウィンドウが表示されます。入力したプロキシ・ユーザー名、パスワードおよびプロキシ・レルム情報が正しいことを確認するか、ネットワーク管理者に問い合せてプロキシ・アクセス・リクエストが失敗した原因を特定します。

事前ダウンロード済ソフトウェア更新の使用

ソフトウェア更新をすでにダウンロードしている場合は、このオプションを選択します。

たとえば、パブリック・ゲートウェイにアクセス可能なサーバーからインストールを開始し、そのサーバー上のポータブル・ストレージ・デバイスにソフトウェア更新をダウンロードし、ゲートウェイにアクセスできない保護されているサーバーの場所にソフトウェア更新を移動することができます。

また、インストールを開始した後、インストールの失敗要件に対処するために停止し、前のインストールでダウンロードしたソフトウェア更新を使用して新たにインストールを開始することもできます。

ソフトウェア更新のスキップ

適用可能なソフトウェア更新をスキップし、インストールを続ける場合は、このオプションを選択します。